ID's Tuning

チューニングの基本は完璧な車両整備から

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ステップ 1

アイディングが考えるチューニングとは、クルマの持つ機械的パフォーマンスを最大限に引き出すための基本整備が必要です。

[まずは基本整備を徹底し、クルマの持っている性能スペックを検証することが大切 ]

その為には基礎教育を受けた熟練整備士(スペシャルメカニック)がクルマの持つ特性(基本性能)を如何に整えるかが、性能を左右する重要なファクターなのです(特に中古車両を手に入れた方には必要です)。
弊社がお勧めする点検整備プログラムは、車両の持つパフォーマンスを100%引き出す為の整備メニューです。このメニューを弊社では基本ファインチューニングメニューと称し、如何にクルマを調子良くするかを目的に担当メカニックが情熱を込めて整備、チューニングを行います。

>> メンテナンスについての詳細


ステップ 2

ステップ 1 では満足出来ない、もう少しパワーが、トルクが、レスポンスが欲しいと要望されるお客様は、別紙チューニングリストをご確認の上でご相談ください。


>> Ferrariエンジンチューニングリストをダウンロード
>> BMWエンジンチューニングリストをダウンロード


 

関連項目

エンジンチューニングについての詳細 >> ID's Engineを見る

チューニングパーツの詳細 : Parts BMWを見る | Parts Ferrariを見る





 

エンジンチューニング事例 : 待望のBMW M5、V10 - 500PSエンジンに臨む

久々に興奮をした。BMW V10エンジン(E/G形式 S85B50A)の素晴らしさに! 

この項では、弊社の商品開発に準じたエンジン本体の構造研究とIDINGPOWER の新たなエンジン・チューニングメニューである S1-FCT の発表を目的に行った、基本チューニングの概要とテストコースにおける性能テストシーン、及びインプレッション内容をご紹介いたします。

それに比較すると、今回のV10エンジン(S85B50A)は、可変バルブタイミング機構が進歩したとは言え、エンジンフィールの面では、イギリスのマクラーレン社のロードカー【F1】に限定搭載をされたS70/2(6,064cc V12)さえも凌ぐ、今までのエンジンチューニング歴史上に於いて1-2を争うものといえます。特に回転に応じたトルクの盛り上がり感が素晴らしく、走行テストシーンでタコメータの動きが6速ギアで簡単に8,500rpm域に到達するのです!


今回のエンジンチューング事例は、オーバーホールに近い形のもので、ステージ1仕様とFCT(Final Computer Tuning)を組み合わせた 【S1+FCT】 というIDINGPOWERのエンジン・チューングプログラムとしては、「軽め」の部類に属する仕様のご案内です。

しかしながら注目すべき点は、十分な点検整備を日頃から実施し、ベストコンディションが保たれた車両であれば、機能部品のバランス取り調整の徹底と、バリ取り加工やオイルライーンの拡大加工、加えて爆発燃焼行程の適正化を図る為のコンピュータチューニングを行った位で、これだけのパフォーマンスを発揮するという事にあります。


今回の事例は、我々にとっても BMW V10(S85B50A)エンジンの基本デザインの素晴らしさに脱帽する経験となりました。

ところで、このエンジンを本格的なチューニングを行ったらどうなるのか、また、ああすれば、こうすれば、と新たなプランは拡がっていきます。


井手 新勝




エンジンチューニング事例 : BMW E60-M5 S-1 フルバランス取り工程

・エンジン型式:S85 B50
・製作仕様:Stage-1FCT(フルバラバランス取り+ヘッドチューン)
・製作時の走行距離:7,273 km


【現状把握段階】エンジン分解・各部検査/計測

1.車両からのエンジン切り離し
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2.エンジン分解 各部チェック・計測段階
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3.分解時のピストン及びコンロッド状態の検査
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4.エンジン分解時のシリンダーヘッド状況
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5.エンジン分解時のバルブ状況
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6.エンジン分解時のシリンダーブロック側状況
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【チューング段階】各パーツ加工

1-1.シリンダーヘッド加工
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1-2.燃焼室廻り
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1-3.EX側ポート
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1-4.IN側ポート
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2.クランクシャフト バランス取り
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3.コンロッド加工・調整
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4.各パーツの加工・調整完了
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5.シリンダーヘッド部品の組込み
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6.最終組み立て段階
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【エンジン馴らし運転とパフォ-マンスチェック】~テストコースにて~

まずは簡単に、走行テスト時の車両パフォーマンス【井手の感想】をご紹介します。 当日のテストコース(バンクを備える高速周回路)は朝から雨が降り、午前中は主にエンジン及びパワートレーン系の馴らし運転を徹底し、高速周回路を約70周(走行距離としては380~400km)の走行を実施しました。

午後からのメニューでは、燃費テストやパーシャル域からフル加速テストを実施。特に可変バルブ作動回転域でのトルク上昇感など、エンジンフィーリングテストも併せて行い、天候の様子を伺いつつトップスピードテストのスタートに備えます。

午前中天候に比べ空も明るく小雨になってきたところで、まずは6速/7速各ギアでのエンジン回転リミッターを当るまでのパフォーマンステストをスタート。

まずは高速周回路2周目に6速ギアで8,400rpm-300km/h に到達し、3周目オーバートップ、7速7,100rpm では 307km/h を確認。

バンクからの脱出時に300km/h 以上で直線に突入する際、クルマの傾きが45°から0°(平坦)へと変化する区間では、雨の影響でクルマ全体がズルズル流れ始め目標ラインから1.5台分位ずれてしまい、安全確保から最高速度記録テストは出来ませんでしたが、市販ベースのNAエンジンV10エンジンの凄さに感動をしました。

同時に、E60-M5のクルマとしての基本性能の高さも、再認識したのでした。


井手 新勝(当日ドライバーを担当)





テストコースでの最終試験の模様

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●テスト実施日: 2006年 4月 25日 9:00-12:00
●天候:雨
●気温:11.4℃
●湿度:86.0%
●雨量:4.0mm

【テスト結果】
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●0-100km/h 加速:4.8sec(CG誌データ: 4.7sec)
●0- 400m 加速:12.8sec(CG誌データ:12.8sec)
●0-1000m 加速:22.7sec(CG誌データ:22.9sec)
 
●5.5km周回平均タイム:65.9sec(300km/h)
●瞬間最高速度:307km/h

IDINGPOWER

住所:神奈川県横浜市南区永田山王台35-25

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