今回から少しづつ、IDINGPOWERの由来と歴史を書いてみようと思います。
現在のIDINGPOWERは、1974年に ID Auto Service(アイディーオートサービス)として発足した自動車整備認証工場が始まりです。その当時の取扱車種は、国産及び外国自動車全般(アメ車、ヨーロッパ車の全般)の整備工場として営業開始でした。
独立資金は…サラリーマン時代に所有していたトヨタセリカ1600GTV(ダルマのセリカ改造車)が開業資金に化けました。
そしてこのセリカ1600GTVこそが、IDINGPOWERとしてのコンプリートカー第1号車ともいえるクルマなのです。何故なら、このダルマのセリカ1600GTVがチューニングカーとして、様々なチューニングパターン、ステップを構築して行き、購入時の価格より約2.5倍以上の価格で販売出来たのでした。
しかし、チューニングに対やした部品代金と試作実験したデバイス等を積算したら、作業費は別で開発費は200万円を超えていたでしょう。
1973年前後に86万円で購入したセリカ1600GTVが、所有3.3年後に250万円前後で販売出来たその理由は、IDINGPOWER誕生前夜物語<No.2>へと続きます。